夏休み

LAにいます。明日帰国。


アメリカの旧式のガスコンロは、種火が常にオンの状態で留守のあいだも燃え続けていてとてもこわい。毎年山火事おきるような気候で燃やしっぱなしってどうなの。
こっちで出会った人みんないい人でした、感謝。
日本帰るのめんどうだし、だれかかわりに帰国してほしい。

うどん屋の金魚

お昼に入ったうどん屋の水槽で金魚が転覆病にかかってるらしくずっとひっくり返ったまま浮いていて、それをフナっぽい魚がついばんでいるところを見ながらきつねうどんを食べた、今までにない感覚。

うちで昔飼ってた金魚はおなじように転覆病にかかって、留守にしてた昼のうちに悪化したらしく夜家に帰ってきたらお腹に穴をあけて死んでた。ほかの金魚にかじられたんだと思う。

あの金魚生きてるかなあ。うどんはおいしかったです。

なんとなく考えてること

おもしろさと便利さは相反するなあってことを最近考えていて、例えばすぐ例が浮かんだのが宝くじなんだけど、宝くじはくじを買ってから当選発表まで待たなきゃいけなくて、待たなくていいやつも銀色のところをいちいち削ったりしなきゃいけないのでぜんぜん便利じゃない。でもたくさん買う人がいる。宝くじを買って儲かるのかっていうと、高額当選の確率なんですごく低いからだいたいの人は儲からない。
じゃあなんでみんな買うの?ってとこなんだけど、宝くじを買う人は、買ってから当選発表までの間で「どの売り場で買おうかなー」とか「当たったら何買おうかなー」みたいなわくわくする感じを買ってる。これが宝くじの「おもしろさ」部分になってる。
宝くじをどんどん便利にしてくと、待ち時間をなくして、銀色の削るやつもなくして、そもそも紙も邪魔になるだけだからなくして、そうすると「お金払う→当たりはずれを教えてもらう」っていうだけのフローになる。待たないし、ゴミも出ない。すごく便利になった。でもおもしろくない。

たぶん世の中いろいろこういうことなんじゃないかなーと考えてるんだけど、これで全部説明がつくわけではないし、考え途中のただのメモです。宝くじはあんまり買いません。

Souliveみにいってきた

金曜、ブルーノート東京の最終日にいってきました。最高だった。ステージおわって半ベソ。
ホーンのソロの最中、エヴァンス弟がキーボード拭いてたら2回くらい音が鳴っちゃってちょっと怒ってたのがうけた。

料理と企画はにていて、どっちも一人でやるほうがいい。企画は自分以外の考えが混ざるとぼんやりするし、料理もそうで、よけいな調味料が入るとぼんやりした味になる。そしてどっちも、ある程度かたちになってからは一人じゃないほうがいい。

しばらく忙しかったのが一段落したので今日はお休み。ビールきらしてるから買いにいって、そのまま散歩。雨が降らなければ。

ここ1週間くらいずっと考えてたこと、インターネットがあってよかったってこと。

最近みた映画

先週末、ライズXの上映終了滑り込みで「非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎」みてきました。よかった。
善し悪しはおいといて、自分のためだけに筆を動かすってこと、かっこいいなあって思った。
ダコタ・ファニングの声がかわいかったです。DVD出たら買う。


Tom Waits - Innocent When You Dream (78)